波の上を飛ぶ鶴(4)

カラーパレットとゴールド
まず黒の絵の具で鶴の輪郭を描き、焼きます。その後、白、黒、赤の絵の具を塗り、さらに焼きます。最後に金箔で波を描き、本焼きします。金箔の使用率は40%で、通常の30%よりも大幅に高くなっています。

呉須GOSU
まず、職人は「呉須」と呼ばれるコバルトを多く含む顔料で線を描きます。緻密な模様を描いた後、太い筆を使って呉須を塗り広げ、様々な色合いを作り出します。

釉薬 GLZE
次に透明な釉薬に浸し、1250℃で焼くと、下の呉須が村上独特の青色に発色します。

裕一は、現代と伝統を融合させ、少量生産でエレガントかつ機能的なカップを作り出す新世代の生産者を体験するようご招待します。